神奈川沖浪裏、ドビュッシー [聴く・クラシック音楽]
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ドビュッシーの交響詩「海」の初版楽譜の表紙が
葛飾北斎の『富嶽三十六景』の神奈川沖浪裏だったということを
のすけの母さんのブログ「音楽のある暮らし(そして本も)」で拝見した。
http://blog.so-net.ne.jp/shachinoie/2007-10-18
このことはWikipediaにも載っているほどだから、
良く知られたことなのだろうか?私はまったく知らなかった。
パヴァロッティ、逝去。 [聴く・クラシック音楽]
生のコンサートを聴いたわけでもありません。
まして、ヴェルディ、プッチーニの舞台を観たこともなく、
持っているCDといえば、人気曲を集めたものだけです。
それでも、あの輝き突き抜ける高音の魅力、
その記憶が消えることはないでしょう。
“星は光りぬ”を、
この週末、気持ちを込めて聴きたいと思います。
9月、ブラームス解禁。 [聴く・クラシック音楽]
真夏にブラームスを聴いてはいけない!
なんていうことはないけれど、
ジージーと鳴く蝉の声をバックに聴く気には、
ブラームス好きの私でもさすがになれない。
でも、東京は今日もグッと涼しい。
この陽気ならブラームスも気持ちよく聴ける。
で、昨日タワーレコードで買ったばかりのCDを聴く。
ベンヤミン・シュミットのブラームス、曲はヴァイオリン協奏曲。
ジャケットの写真も、早くも晩秋のトーン。
田園快速、ジンマンのベートーヴェン。 [聴く・クラシック音楽]
デイヴィッド・ジンマンの田園(ベートーヴェン)を聴く。
1999年の発売当初、「モダン楽器によるベーレンライター原典版世界初録音」というのが話題になったCD。(録音は1997年)
クラシックの曲には大元となる楽譜に、いくつかの版の存在するものがある。
ま、いろんな事情があってそうなるわけだが、
とにかく、田園のスコアはひとつ!ではないということ。
当然だけど、時代は動いている。ヤルヴィのベートーヴェン [聴く・クラシック音楽]
たんなる耳への心地よさとか、いわゆるベートーヴェンらしさを求めるなら、この演奏は聴かなくても良い。
土曜日、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団の一年前の演奏会をNHK BS-hivisionで見る。ベートーヴェンのテクストは古くても、演奏はやはり時代の証。
久しぶりに「フーガの技法」。 [聴く・クラシック音楽]
梅雨の明けない土曜の朝、
コーヒーを煎れながら、バッハのフーガの技法を聴く。
今朝聴いたのは、ヘリベルト・ブロイアーがリーダーをつとめる、
ベルリンバッハ・アカデミーの演奏。
主体は弦楽四重奏。ほかにオルガン、ピアノ、ホルン、ヴィブラフォンなどが加わる。
テレビで聴くノリントンの指揮。 [聴く・クラシック音楽]
ロジャー・ノリントンの指揮するコンサートをテレビで聴いた。
オーケストラはシュツットガルト放送交響楽団。
結論的にいうと、かなり面白かった。
そして、いろいろと考えさせてくれた。
(7月15日・NHK BS-hi・ハイヴィジョンクラシック館)
語る音楽、ビルスマのバッハ。 [聴く・クラシック音楽]
いったい、この音楽の落ち着いた佇まいはなんだろう?
第1番のプレリュードの冒頭、強引さはまったくないのに、
気持ちを鷲掴みにされるような、この静かな迫力は。
2分48秒で終わってしまうプレリュード、短いなぁ。
アンナー・ビルスマ(チェロ)の弾くJ.S バッハの無伴奏チェロ組曲。