三軒茶屋の小さな祠(大山街道) [歩く]
東京世田谷の三軒茶屋は、いまの世田谷ボロ市通りと大山街道(国道246号線)の分岐に出来た追分けである。かつて、そこに三軒の茶屋があったところから付いた地名である。ちなみにボロ市は400年以上も前から続いているという。昨今のフリーマーケットとは年季の入り方が違う。が、今回はそのボロ市の話ではなく、大山街道に残っている小さな祠の話し。
目切り坂(鎌倉街道) [歩く]
ほど近くに「目切り坂」という坂がある。旧山手通りの代官山から目黒方面へ抜けるこの道は、かつての鎌倉街道・中の道である。そもそも鎌倉街道には、上信越、奥州、常磐・下総の各方面と鎌倉を結ぶ三つのルートがあった。さらに、それぞれのルートが途中で枝分かれをしたり、サブルートもある。このため、神奈川や東京ではあちらこちらで鎌倉街道に出くわすことがある。