ブラームス、ラルキブデッリ、クリムト Brahms, L'Archibudelli, Klimt [聴く・クラシック音楽]
※ブラームスの弦楽六重奏曲・第一番についての記事です。
この曲の第二楽章がルイ・マルの映画『恋人たち』(Les Amants)で印象的に使われていました。
記事下にYoutube音源を載せますが、第二楽章はその13分14秒からです。
(映画で使われたのはこの演奏ではありません)
ヒトの記憶は素晴らしい。
6月3日、FacebookのC・Kさんの「ブラームスのゼクステット」(弦楽六重奏曲第一番)に釣られて、あれやこれやをYoutubeで聴いているうちに、ラルキブデッリの演奏を見つけた。ビルスマ好きとしては、これは嬉しい発見。ベタついたところの無いスッキリとしたOp.18、この曲のこんな演奏も好きだ。
そして、ついでにL'Archibudelliをあれやこれや探しているうちに、なんだか見覚えのあるCDジャケットが目に飛び込んできた。あれ?この絵のCD、ひょっとして、、、
と、我が巨大なCD所蔵庫(ウソ)の「B」の棚を丹念に見ると、あるではないかそのCDが。
ケースの中には2000年12月、HMV渋谷とメモ書きしたポストイットが貼ってある。そのころはまだチェリストのビルスマにもさほど関心が無く、よく調べもせずに“イイ感じのジャケット”に惹かれて買った記憶がだんだんと蘇ってきた。その後、どのくらい真面目に聴いたか、その点についても記憶がほとんど無い。(ただ、よくよく考えてみるとその少し後にビルスマのバッハ/無伴奏チェロ組曲を買っているから、このブラームスでナニか興味を覚えたのかもしれない)
ようするに、苦心(というほどじゃないけれど)して探したYoutubeの音源が、実は手元にあったというお粗末。これを、典型的な死蔵という。まぁ、でも積ん読、いや積ん聴きでは無かったのがせめてもの救いか。
それにしても、C・Kさんの記事には“ラルキブデッリのこの演奏は初めて聴きました。”などとコメントしている、、、
あぁ、ヒトの記憶はなんと素晴らしい!
※ブラームス「弦楽六重奏曲第一番」ビルスマの演奏はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=zVP_Y1e5pV8&fbclid=IwAR2Ctbz4NeTQYK5WU6yphYKvkBmQ23J9qjQ4Ct4nB0dT_s0YTAKmoOfmWX0
※ちなみにこのジャケットの絵の作者はクリムト、タイトルは『ひまわりの咲く農家の庭』。
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