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朝霧 [日々の記録]
先週末(5月14日)の朝、前夜の雨が上がり
相模湾から深い霧が盛大に押し寄せた。
そして、ゆっくりゆっくりと海辺の街を覆い尽くした。
実は前の晩から、
明日の朝は絶対に霧!と期待していたけれど、
思いのほか深く長時間居座って大満足。
写真は、ほんの一瞬生まれた霧の切れ目から、
顔を出した富士山。逗子の高台より。
春一番が吹いた、って。 [日々の記録]
一年間、地元自治会の会長を務め、この3月には任期終了となる。
自治会会長の仕事がそれなりに多いことは、ある程度は覚悟していた。
が、これほど忙しいとは!と一年近くが経ってしみじみ思う今日この頃。
もちろん忙しさの要因はいくつかあるわけで、それも今なら冷静に把握できる。
仮にもう一年務めるとしたらその勘所を押さえて、もっと上手くやれると思う。
そんな気は毛頭ないけれど。
そんな中の小休止、一週間ぶりに海辺へ行ってみると、春。
ノーテンキな太陽の光は風景の抑揚を消し、なんともフラットな光景を作り出す。
ついこの間までの、キーンとした透明な光と彫りの深い光景が懐かしい。
ま、これも季節の移ろい。
海を眺めながら浮かんできたのはCarole KingのYou've Got a Friend。
もう幾度聴いただろう、いい曲だ。
Carole King / You've Got a Friend
https://www.youtube.com/watch?v=eAR_Ff5A8Rk
リシッツァの弾くフィリップ・グラス [聴く・クラシック音楽]
2020年6月20日、今朝も歩きながら考えた。
晴れるとなぜ気持ちが良いのか?
降るとなぜ気持ちが落ちこむのか?
もちろん悲しい晴れも、気持ちの安らぐ雨もあるけれど。
天気予報でも、“良い天気”、“天気が崩れる”などという。
前線がまだ南にあるおかげで、湿度は低め。
すこしでも湿度が上がれば姿を消す箱根連山、伊豆半島も良く見える。
もう少し遠い伊豆大島もうっすらと。。。
そんな梅雨の中休み、この海を前にして脳内に響くのは
気になるピアニスト、リシッツァの弾く、
気になる作曲家、フィリップ・グラス。
どんな曲かというと、こんな曲↓
(CDに収録の全曲が聴ける)
Valentina Lisitsa Plays Philip Glass
https://www.youtube.com/watch?v=jyjzJemQGOM&list=PLMU_2nKz3LItgKA6gv_aNCJn4d0qIy0-d
※写真は逗子マリーナから相模湾、伊豆半島を望む、うっすらと大島も。
ブラームス、ラルキブデッリ、クリムト Brahms, L'Archibudelli, Klimt [聴く・クラシック音楽]
※ブラームスの弦楽六重奏曲・第一番についての記事です。
この曲の第二楽章がルイ・マルの映画『恋人たち』(Les Amants)で印象的に使われていました。
記事下にYoutube音源を載せますが、第二楽章はその13分14秒からです。
(映画で使われたのはこの演奏ではありません)
ヒトの記憶は素晴らしい。
6月3日、FacebookのC・Kさんの「ブラームスのゼクステット」(弦楽六重奏曲第一番)に釣られて、あれやこれやをYoutubeで聴いているうちに、ラルキブデッリの演奏を見つけた。ビルスマ好きとしては、これは嬉しい発見。ベタついたところの無いスッキリとしたOp.18、この曲のこんな演奏も好きだ。
そして、ついでにL'Archibudelliをあれやこれや探しているうちに、なんだか見覚えのあるCDジャケットが目に飛び込んできた。あれ?この絵のCD、ひょっとして、、、
と、我が巨大なCD所蔵庫(ウソ)の「B」の棚を丹念に見ると、あるではないかそのCDが。
ケースの中には2000年12月、HMV渋谷とメモ書きしたポストイットが貼ってある。そのころはまだチェリストのビルスマにもさほど関心が無く、よく調べもせずに“イイ感じのジャケット”に惹かれて買った記憶がだんだんと蘇ってきた。その後、どのくらい真面目に聴いたか、その点についても記憶がほとんど無い。(ただ、よくよく考えてみるとその少し後にビルスマのバッハ/無伴奏チェロ組曲を買っているから、このブラームスでナニか興味を覚えたのかもしれない)
ようするに、苦心(というほどじゃないけれど)して探したYoutubeの音源が、実は手元にあったというお粗末。これを、典型的な死蔵という。まぁ、でも積ん読、いや積ん聴きでは無かったのがせめてもの救いか。
それにしても、C・Kさんの記事には“ラルキブデッリのこの演奏は初めて聴きました。”などとコメントしている、、、
あぁ、ヒトの記憶はなんと素晴らしい!
※ブラームス「弦楽六重奏曲第一番」ビルスマの演奏はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=zVP_Y1e5pV8&fbclid=IwAR2Ctbz4NeTQYK5WU6yphYKvkBmQ23J9qjQ4Ct4nB0dT_s0YTAKmoOfmWX0
※ちなみにこのジャケットの絵の作者はクリムト、タイトルは『ひまわりの咲く農家の庭』。
海辺の街に夏が来た! [日々の記録]
海辺の街に夏が来た!
ゴジラのような夏が来た!
2020年5月30日午前10時41分、
逗子・小坪港、梅雨入り前最後の?快晴。
今日の散歩とブラームス。 [聴く・クラシック音楽]
この数日、ターコイズブルーの彩度がどんどん高くなっている。
場所は逗子沖の相模湾、理由は良く分からないが美しい。
朝散歩の途中、ここでちょっとひと休み。
そして脳内再生はというと、
“エーゲ海の真珠”とかシャンソンの“ラ・メール”とか、
そんな選曲だったら、ごくごく真っ当だけど、
なのに、昨日から取り憑かれてしまったジャニーヌ・ヤンセンのブラームス!!!
この演奏、Facebookのとあるクラシックのグループで、
とある記事に出会って聴いてしまったのが運の尽き。
とにかく、とんでもない熱演、いや怪演というか、
聴き始めると、あっという間に最後まで引っ張られてしまう。
で、今日も朝からブラームスが鳴っているわけで、散歩中も耳から離れず!
さて、このミスマッチング、元記事の投稿者を呪うべきか!?
音楽、それもクラシック、そしてブラームスをお好きな方にはご一聴お薦めします。
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)、ダニエル・ハーディング(指揮)
Janine Jansen Brahms violin concert op.77 - Daniel Harding
https://www.youtube.com/watch?v=EEtGz3FJ8oQ&feature=youtu.be&fbclid=IwAR1OM3edLQQ7NKbfoIFpvz5IFiZBKedTHNxHhBI0u6giP1F6L15FYZbHF88
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