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冬の波 [水彩画とスケッチ]

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介護は難事だ。体にも負担がかかるが(現実に、腰痛になってしまった)、四六時中気にかけ続ける心理的なプレッシャーも半端ではない。なにより、終わりの見えないことへの漠然とした焦燥感が大きい。
その介護も、年末であっけなく終わった。済んでみれば、あれもこれも、もっとちゃんとできたのでは?との思いも浮かぶ。でも、時間は戻らない。

そんな塩梅で、描く方もすっかりとご無沙汰してしまった。とにかく日常の「時間」はあるのに、それと依頼を受けた仕事はさぼるわけにはいかない、が、とにかくその気が起きない。仕方ない、無理して描くこともあるまい、と気付いたら一年が経っていた。
最近、ようやくその気も湧いてきて、まずは絵のリハビリに描いた一枚。目の前は鎌倉の海、ビューポイントは逗子。砕ける波に目を奪われていた、何年か前の冬の昼下がり。

F6(40×31cm)・WATERFORD WHITE・水彩
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鎌倉光明寺の桜 [水彩画とスケッチ]

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鎌倉材木座の光明寺、このお寺の桜は老木が多い。染井吉野の寿命は60~70年らしいが、この幹の太さと老け具合を見ると、その寿命を優に超えているように見える。もちろん、この地の風土が影響して一般値よりも大きく育つのかもしれない。ともかく、そんな年季の入った老木にも、季節が来れば新しい花が咲く。さて、今年の花咲か爺さんはどんな桜を見せてくれるだろう。

F6(40×31cm)・WATERFORD WHITE・水彩

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光明寺の桜-2 [水彩画とスケッチ]

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名所の桜も見たい、なにより里山に咲く桜も見たい。さて何処が良いだろう?と思案しているうちに、花の盛りは過ぎてしまう。のんびり描いていると、今年も見頃を逃してしまいそう。絵は材木座・光明寺の春景。

F6(40×31cm)・WATERFORD WHITE・水彩

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第19回南期会(高校美術部のOB展) [日々の記録]

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東京オリンピック(もちろん前回)の年に高校入学、そして二、三年と美術部に在籍していた。その当時の顧問の先生の教え子が集まって、年に一度ほど美術部OBの合同展を開いている。OBといっても、その先生が在職された十年ほどの間に、部員だった面々が中心。だから平均年齢はかなり高い。そんなわけで、搬入も展示作業もひと仕事だが、それも済ませて明日からオープン。

会場脇の大岡川の桜もこれ以上はない満開。お花見とセットでご覧いただけましたら幸いです。

第19回 南期会展
会期:4月2日(月)まで *10時~18時(最終日は16時まで)
会場:横浜・吉野町市民プラザ2F ギャラリー
横浜市南区吉野町5-26

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