転居、ちょっと空が広い。 [逗子とその周辺]
空は広い方が良い、
風は肌で感じられる方が良い、
山の緑は深い方が良い、
鳥は自由に飛ぶ姿が美しい、
みんな、当たり前のことだ。
都会暮らしの便利さと引き換えに
脇へ押しやられていたものたちに近づきたくて、住まいを変えた。
事務所も一緒なので、仕事のスタイルも幾分かは変わるだろう。
この六月のはじめに、目黒の青葉台から逗子へ転居。
期待どおりに空は高く広い。
早々に挨拶に来た台風にはちょっと驚いたけれど、
都心では味わえない楽しみを、これから見つけよう。
さっそく、今朝、小坪漁港で仕入れたカマスを塩焼きに、
それと鎌倉野菜もいただかなくては。
七段花 [逗子とその周辺]
否応なしに気持ちが高揚する、いやそうならざるを得ないのが引っ越し、
一段落してふっと気が抜けると、
未開封の小さな段ボール箱ひとつを開けるのも億劫になる。
あぶない、あぶない、こうやって開かずの段ボールが、
暮らしの底に深く静かに溜まっていくのだ。
気分転換。
26日、鎌倉の長谷寺へ紫陽花見物。
久しぶりの晴れというのが気になるが、
もう花の盛りは過ぎた頃、それに平日でもある、
だからさほどの混雑でもないだろう、、、
と、そんな期待は見事に裏切られた。
週末になったら、いったいどんな状況になるのか?
梅雨らしい雨模様ならもう少し落ち着いて見られるかもしれない。
ただ「あじさい散策路」の高台から見下ろす鎌倉の海、
その先の逗子や葉山の眺めは、やはり明るい陽差しがあってこそ。
写真の紫陽花は、たしかに「七段花」と書かれた木札があったけれど、
なんとなく違うような気もする。
(詳しい方がいらっしゃったら教えてください。)
でも、はじめて見る紫陽花、形も色合いも実にチャーミングだ。
花の色合いに目が喜んだあとは、甘いもの。
境内のカフェにて「ぜんざい」をいただく。美味也
さて、バスに揺られてのんびりと逗子へ。
そしてお盆休みに重なりそうな案件のスケジュール調整、
そう、いちおう仕事もしているのだ。