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小坪港の帰帆。 [水彩画とスケッチ]

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キス、アジ、カワハギ、イサキ、スズキ、
イシダイ、クロダイ、メジナ、カマス、カサゴ、、、
逗子の老舗の釣具店で貰った「逗子・葉山・磯釣船釣・釣場案内」によると、
そんな魚たちが釣れるらしい。

子どもの頃、家の近所の小川で小魚を釣った記憶がある。
あれはいったいどんな魚が釣れたのだろう?
大人になってからは、目と鼻の先で放流された鱒を釣ったのが唯一の経験。
これは早川の鱒釣り場だった。

いずれも、全力で抵抗する魚の力強さに驚き、
それが手や腕に伝わる高揚感は忘れることはない。
しかしながら、その後はまったく釣りとは縁のない何十年かを過ごしている。
ときおり、お隣さんが釣ったアオリイカのお裾分けを楽しみにする体たらくなのだ。

冬の週末、小坪港からは朝一番に釣り客を乗せた船が出て行く。
そして夕暮れ、その船が港に帰ってくる。釣果は如何に?

そんな様子を見ながら、
港の直売所で金目鯛をおろしてもらう。
自分で釣らなくても美味い魚は美味い。

『帰帆』
F6(41.8×31.8cm)WhiteWatson・水彩

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