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「−」閉鎖、あるいは「▼」一時閉鎖 [日々の記録]

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冬の自然に触れるのに、
クロスカントリースキーはとても向いている。(と思う)
前夜に積もった新雪の上を、気の向くまま歩き、滑る楽しみは
一度味わったらやめられない。
葉の落ちた明るいブナ林は、生きものや鳥たちも見つけやすい。
雪を掘って作った即席のテーブルでいただく雪上ランチも格別だ。

最近はスノーシューの人気が高いけれど、
行動範囲や機動性などなど、
この細い板を操るほうが数段勝れている、と密かに思っている。
進む距離も歩く一歩より滑る一歩のほうが断然長く、
それになんといっても下りは滑るのだから、これは極楽である。

この楽しみ、実はこの数年はご無沙汰している。
それでも、新聞のスキー場情報はそれとなく見ている。
歩くスキーも雪がなければ出来ないわけで、
実際にスキー場では足馴らし程度しか滑らないけれど、
近辺のフィールドの様子を知るためのちょっとした手がかりなのだ。
(もちろんネットで調べれば良いようなものだが、
 冬のあいだ、毎朝送られてくるこの情報もなかなか、なのである)

25日の「情報」には閉鎖を示す「ー」、それと▼印(一時閉鎖)がいくつもある。
もちろん、例年この時期には終了するスキー場も、
含まれているとは思うが、
<東北>の多くのスキー場は閉鎖。
いつも参考にしている「たんばらスキーパーク」も3月中は営業見合わせ。
調べてみると、雪は十分にある。
(26日現在、山麓で200cm、中腹より上は300cm)
雪深いこのスキー場は、例年ならば5月の連休まで営業している。

このスキー場が、また他の「ー」や▼印のゲレンデが
営業できるのはいつの日になるのだろう。
さらには、また来年、そもそも再開できるのだろうか?
リフトはほとんど使わず、食事もレストハウスではせず、
そんなスキー場の売上げには貢献しない歩くスキーヤーでも、
気になるところである。

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