コチシュのドビュッシー。 [聴く・クラシック音楽]
Facebookのとあるグループで薦められ、思わずカートに入れてしまったCD。同じ音源はYoutubeにもあるし、その圧縮音源でもPC接続の小さなスピーカーならじゅうぶんに楽しめる。そして、届いてから一週間、やっとそのCDを落ち着いて聴く。Zoltan Kocsis “DEBUSSY”
粒立ちの良いというのだろうか、とにかくピアノの一音一音が濁らずに気持ち良く響く。ソロ楽器なのに、響きに奥行きも感じる。そして、「月の光」や「沈める寺」など、音色の繊細な変化には絵画的な色彩感も浮かんでくる。楽曲の構成や解釈といった専門的なことは分からない。たぶんに音のテクスチュアを感覚的に楽しんでいるだけに過ぎない。
が、このコチシュの演奏はドビュッシーの描いた世界にぴたりと嵌った気がする。
Youtubeの音源はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=BWCzM2KqePo&feature=youtu.be&fbclid=IwAR1Eq5iPT6aPitUsvgO9tCxLwJK-GxqWDqkLEImc_IuxtPO0jsBEkDciIuA