三日遅れのスーパームーン [水彩画とスケッチ]
スーパームーンという言葉が使われ出したのはいつ頃だったろう?
子どもの頃はたんに満月だった(はずだ)。
まん丸の月は「満月」、どこからどう見ても「満月」だった。
もちろん普段よりも明るく大きく見える月もあった。
でも、それはたまたま何かの加減でそう見えるだけなのだ、そう思っていた。
理屈が分かれば、あぁそうなのだ、と納得もするけれど、
ときに大きく、ときに青く赤く、ときにおぼろげに、
人の気持ちに添って輝く月もまた良し。
『スーパームーン』
F4(24*34cm) 水彩・パステル