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言葉の力、岩崎俊一の仕事。 [日々の記録]

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12月26日、故岩崎俊一氏の通夜。
会場には元気な頃のスナップ写真と併せて
岩崎さんの仕事の一部がスライドで映しだされていました。
数々の仕事を眺めながら、
もう30年以上も昔のコピーがまったく古くなっていない、
そんな会話をかつての仲間達と話していました。

もういちど岩崎さんの仕事を、思いだそう。

   美しい50歳がふえると、日本は変わると思う。(資生堂)

   つくりたくて、つくりたくて、つくりました。(資生堂)

   髪は弱いものと考える。(資生堂)

   ひとの、幸。(西武百貨店)

   会う、贅沢。(西武百貨店)

   各人停車。(西武百貨店)

   夏は、交差点。(西武百貨店)

   一度、ふられてらっしゃい。(サントリー)

   苦労させて、あげましょか。(サントリー)

   あなたに会えた、お礼です。(サントリー)

   さしあげたのは、時間です。(サントリー)

   テレビは娯楽。ここは極楽。(サントリー)

   バケーションを、ありがとう。(サントリー)

   負けても楽しそうな人には、ずっと勝てない。(セゾン生命)

   自分の欠点を人と一緒に笑えるのは、その人の長所です。(セゾン生命)

   音楽を聴いている。ぼくは生きている。(ソニー・ウォークマン)

   君の前で歌いたい。僕の前で聴いてくれ。(ソニー・リバティ)

   聴こえてくるのは、いのちです。(ソニー・ディスクマン)

   カメラは手に聞いて、つくれ。(ソニー)

   21世紀に間に合いました。(トヨタ・プリウス)

   仕事は人を幸せにできる。(トヨタ・ウィンダム)

   微笑むプレミアム。(トヨタ・レクサス)

   人は、書くことと、消すことで、書いている。(トンボ鉛筆)

   トンボが動いている。人が、何かを生み出している。(トンボ鉛筆)

   ロケットも、文房具から生まれた。(トンボ鉛筆)

   ベストセラーより、ロングセラーを。(明治屋)

   父は1日に1度だけ甘い時間を残した。(明治屋・Myジャム)

   人は、貧しいという理由で死んではいけない。(日本フォスタープラン協会)

   がんばる人の、がんばらない時間。(ドトールコーヒー)

   街の財産、でもある。(セキスイハウス)

   毎日ビールを飲んだ。それでも渇いていた。(キリンビール)

   さ、世代コータイ。(KDDI)

   英語を話せると、10億人と話せる。(ジオス)

   私は父です。私には健康が必要です。(ゼリア新薬)

   朝、めざめたら、疲れていた。何の為の睡眠だったのだろう。(アリナミンA)

   ミゼットを飼おう。(ダイハツ)

   人生は、冬ではなく、春で終わりたい。(東京海上日動サミュエル)

   あなたがいてくれて、ありがとう。(日本財団)

   ひとりを愛せる日本へ。(日本郵政グループ)

   年賀状は、贈り物だと思う。(日本郵便)

   おとなから幸せになろう。(ブライトンホテル)

   少女は無口になった。夏の終わりだった。(パルコ)

   お味噌は、からだと生きていく。(マルコメ)

   父は、君が好きです。ただ、それだけです。(ミキハウス)

   やがて、いのちに変わるもの。(ミツカン)

   かじっていたのは、夢でした。(明治製菓・ミルクチョコレート)

   今日を愛する。(LION)

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