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高校美術部のOB展 [日々の記録]

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高校に入学したのは、ちょうど半世紀前のこと。
ラグビー部に入りつつ、少しおくれて美術部にも籍を置いた。
絵に打ち込んだ記憶はさっぱり無いけれど。
それでも、いかめしい表情の石膏像を前にして、
描くとはこんなにも難儀なことなのかと思いながら、
夕暮れの美術室で過ごした時間、その空気の匂いははっきりと思い出す。

当時の部の顧問の先生の教え子が集まって、
年に一度ほど美術部OBの合同展を開いている。
今回は昨日(18日)から24日まで。
OBといっても、その先生が在職された十年ほどの間に、
部員だった面々が中心だから構成年齢はかなり高い。
私など若いほうから二番目なのだから。

当時のワル高校生の蛮行愚行を大きな目で睨みつけ、
しかし、基本的には情の通じる教師としての顔。
そして日本画のプロとしてのキャリアの重み、
そんな先生のパワーに吸い寄せられて集うOB達である。
出品作品は日本画、油彩、水彩、陶芸、パステル画、パッチワーク、
私はちょっと力感が足りないと反省しつつ、最近の水彩画を5点展示。
まぁ、バラエティ豊かな日曜画家の展覧会なのです。

第15回 南期会展
横浜・吉野町市民プラザにて3月24日まで

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