仰春 2012年 [水彩画とスケッチ]
正月くらいは平穏に、というのはもちろん人の都合、
自然現象の気まぐれは、そんなことにお構いなしにやってくる。
サッカー天皇杯決勝を写すテレビ画面の揺れを見て、
同じ震度4や3でも、気持ちの構えが以前とはまったく違うのを感じる。
2011年、そんな年もあったのだよ、と思いを馳せるには、
いったいどれほどの時の積み重ねを要するのだろう。
それまで一年ごとに迎える春が、
やさしい春色であって欲しいと、今年はしみじみ思う。
『色のはじまり』 F4・水彩
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