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吉田秀和氏、逝去。 [聴く・クラシック音楽]

5月22日、吉田秀和氏が逝去された。98歳
NHK-FMの「名曲のたのしみ」の、
あの嗄れた、ちょっとぶっきらぼうな感じもする解説ももう聞けない、
鋭いという言葉だけでは言い表せない「音楽展望」、
それももう読めない、と思うとやはり寂しい。

いまはただ、合掌。


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コメント 7

よしあき・ギャラリー

また、大家が逝かれましたね。
セザンヌ物語は、興味深かったです。
by よしあき・ギャラリー (2012-05-29 19:36) 

ponnta1351

お久しぶりです。
偉大な方が亡くなりましたね。
かって、ホロヴィッツの後年の演奏を「ヒビの入った骨董品」と酷評したとか。 後日の演奏の際は「吉田に悪い批評をされないように」と素晴らしい演奏だったと何かで読みました。
by ponnta1351 (2012-05-30 10:42) 

mimimomo

おはようございますーー
出かけていてご訪問が遅くなりました。
吉田秀和氏のご逝去、存じませんでした。新聞テレビから
離れていたので・・・

by mimimomo (2012-06-01 08:27) 

りんこう

はじめまして。吉田秀和さんの文章が好きでした。
高齢でしたが、矍鑠としていらしたので、訃報には驚きました。
「名曲のたのしみ」は収録済のものがあるようで、しばらくは放送するそうです。
by りんこう (2012-06-02 00:27) 

takenoko

昔NHKラジオのクラシック番組の解説は吉田秀和氏でした。
ほとんど同じ時期に畑中良輔さんもなくなりましたね。
畑中先生には学生時代のクラブ活動でお世話になりました。
こわかったな~。
by takenoko (2012-06-03 20:14) 

JF

こんにちは。
クラシックファンにはとても馴染みのある方でしたね。
好き嫌いは激しかったと思いますが。
お声も印象的でした。

by JF (2012-06-04 14:48) 

e-g-g

◎◎◎
コメントをいただいた皆様、
長いあいだ返信もせず失礼いたしました。

◎よしあき・ギャラリーさん
『セザンヌ物語』、力作ですね。
吉田さんの凄いところは、音楽も絵もそれ以外の物事にも、
いつも透徹した目を持たれているところ、
しかも冷静でありながら情熱的でもありました。

◎ponnta1351さん
ホロヴィッツの話は良く覚えています。
ただ、けっして酷評だけでなく、
どこかに親しみの込められた印象でもありました。
いまは、みんな昔の出来事になってしまいましたね。

◎mimimomoさん
もうご高齢でしたから、いつかは、、、
と思っていましたが、いざ亡くなられてしまうと、
やはり、心のどこかにぽっかりと穴が空いたようです。

◎りんこうさん
コメント、ありがとうございます。
吉田さんの文章は私もずいぶんと影響を受けました。
その明晰さもともかくですが、
まずはテーマ選びの的確さが印象に残ります。
ともかく、物事の判断、考え方をずいぶんと教えていただきました。
先日、「名曲の楽しみ」がFM放送から流れていました。
嬉しかったですが、もう二度と新しい「楽しみ」は無いのですね、
収録済み、期待しましょう。

◎takenokoさん
そうですか、畑中良輔さんに。。。
何冊か著書を拝読した記憶があります。
こんどの引っ越しで処分していなければ良いのですが、、、

◎JFさん
二十代の半ばから吉田さんの存在を知り、
とくに三十代は夢中になって読みました。
大人になってからの私の思考の素を形作ってくれた、
ちょっと大袈裟かもしれませんが、そんな感じもします。

by e-g-g (2012-06-25 17:55) 

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