『UD楽』（本の紹介）：R e f l e x B l u e：So-net blog

	ブログをはじめるログイン

『UD楽』（本の紹介）　[日々のデザイン] [編集]

融通無碍：一定の考え方にとらわれることなく、どんな事態にもとどこおりなく対応できること。（広辞苑・第四版）
　ユニバーサルデザインとは何だろう？と考えるときに真っ先に浮かぶ言葉である。その次に浮かぶ具体的なイメージが風呂敷、そして伝統的な日本家屋。と、常々そんなことを思っていたら、本に書かれてしまった。

20080516_UD gaku.jpg

　『ＵＤ楽（ユニバーサルデザインがく）』細山雅一著・UDジャパン刊、これがその本。著者は私の長年の友人であり、そして「共用品」や「ユニバーサルデザイン」への端緒を作ってくれたありがたい人物である。先月に出版されたばかりで、まだ湯気の出ているような本です。ユニバーサルデザインってなに？と関心のある方はご一読を。

　ユニバーサルデザインにかかわる人、必読の書
　日本文化の心と技が、世界を拓く
　超高齢社会でも心地よく、楽しい暮らしを創る
　（これは版元のＰＲ文）

　重要なのは、技術を正しく生かす「ユニバーサルデザインの心」なのではないでしょうか。人に向けられた温かい心と日本の誇る技術が相まって、世界をリードする「ユニバーサルデザイン社会」が築けるのだと感じています。
（こちらは本文より）

・出版元
http://www.ud-japan.com/book/ud_gaku.html

・著者のブログ
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/shshg516/comment/20080402/1207097912#comment

タグ：ユニバーサルデザイン

2008-05-16 10:55 nice!(19) コメント(11)

nice! 19

技術を正しく生かす「ユニバーサルデザインの心」……この一文に心惹かれました！！
by のすけの母 (2008-05-16 22:22)

タイトルの「UD」を見て、日立マクセルのカセットテープを思い出した私は、やっぱり「生きた化石」になりつつあるのでしょうか(^o^)/
ユニバーサル・デザインが普及し、多くの人が住みやすい世の中になってほしいですね。

by narkejp (2008-05-17 06:49)

　こんにちは。
　いつの頃からか、「バリアフリー」という言葉が「ユニバーサルデザイン」という言葉に置き換わって行ったので、自分は狭義の意味でしか捉えられてなかったんです・・・お恥ずかしいです。
　ユニバーサルデザインの概念って、アリストテレスの幸福主義に通じるものがあるのかな？と思ったりします。
　
by ヒロノミンＶ (2008-05-17 14:19)

◎のすけの母さん
やはり技術は重要なファクターですね、
問題はそれを使いこなすヒトの想いでしょう。

◎narkejpさん
マクセルのUD、私もなつかしいです。
TDK、SONYといろいろと使い分けました。
ユニバーサル・デザインは、
これからどんどん浸透していくでしょう。

◎ヒロノミンVさん
バリアフリーとユニバーサルデザインは、
厳密な線引きが難しい面もありますね。
すでにある障害をなくす　→　バリアフリー、
そもそも障害をつくらない　→　ユニバーサルデザイン、
ということになるのですが、、、
ともかく、良いユニバーサルデザインは、
意外と目立たないものです。

アリストテレスの幸福主義ですか、、、
ベンキョ、しないと、、、
by e-g-g (2008-05-18 17:06)

◎響さん
◎akiponさん
◎xml_xslさん
◎こぎんさん
◎HEIJI☆さん
◎一真さん
◎Nicoli♪さん
nice、ありがとうございます。
by e-g-g (2008-05-18 17:09)

ユニバーサルデザインが、もっともっと
世の中に浸透すればいいですね！
by きぃ* (2008-05-21 07:07)

生き方も、「ユニバーサル・デザイン」。そんなしなやかさを、身につけたいものです。
by anan (2008-05-21 17:30)

◎きぃ*さん
これがユニバーサルデザインです！
と目立つような道具やシステムが多いうちは
まだ浸透したとは言えませんね。
いまはまだまだ過渡期、いや発展途上と思います。

◎ananさん
生き方のユニバーサルデザインとは、
これはなかなか難しそう！
ワタシなど、まず己に内在するバリアをフリーにしなければ、、、
by e-g-g (2008-05-26 17:51)