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こんな家に住みたい [見る・観る]

.

 いまのエアコンでコントロールされた住まいと比べたら、
冬はその寒さにきっと耐えられないだろう。夏になれば蚊も
出る、ちょっと気持ち悪い虫もたくさんいる。土間には長く
てニュルッとしたヤツが来たりするだろう。でも、縁側とい
う心地よい緩衝空間、それに障子越しの光り。

 「都内の紅葉をしつこく探す」、これが日曜日のポタリン
グのメニュー、のはずだった。
 ブログにもときどきお越しいただいているkitaさんの情報
を頼りに、まずは成城3丁目緑地を目指す。途中、三本杉陸
橋近くのバイクショップに立ち寄ったりしながら、世田谷通
りを走る。日曜日の午前中、交通量も少なく快適だ。

     

 成城名物の銀杏の黄葉はピークを少し過ぎた感じ。それで
もまだまだ美しい。黄色く染まった通りには見物する人も多
い。
 目当ての3丁目緑地の紅葉は、さすがにちょっと盛りを過
ぎていた。来年はもう少し早めに来てみよう。その前に、新
緑の頃もたぶん良いはず。それから、ここは地形が面白い。
多摩川へ落ち込む河岸段丘地帯、その土地の高低差がつくっ
た沢など見ていて飽きない。当然植物も豊富なはず、もう少
し草の名前など覚えておきたい。ともかく、こに限らずアッ
プダウンのある土地というのは様々なものを見せてくれる。
自転車を漕ぐのは大変だけど、
 緑地の目の前のマンション群は想像力で消す。それにして
もこのマンションの住人は良い借景に恵まれてシアワセだ。

 成城駅の駐輪場に自転車を置いてパスタのランチ。隣の席
のオジサンがバドワイザーを旨そうに飲んでいるのにつられ
て、こちらもビール。といっても午後のペダルが重くなるの
は必定なので、おとなしくノンアルコールビール。それに、
自転車だって酒酔い運転になるし。
 この成城駅で偶然に『日本風景紀行 ---向井潤吉の自然観』
のポスターを見た。これが今日のツァー?の性格を決めた。

 冬の陽はあっという間に落ちる。暗くなってからペダルを
漕ぐのは避けたいもの。というよりライトを付けていないの
だ、無灯火運転で捕まってしまう、かもしれない。
 だからこれ以上脚を延ばすのはやめて、河岸段丘を下って
野川方面へ向かう。そこで出会ったのが最初の写真の民家、
ちゃんと書くと「次太夫堀公園・民家園」、世田谷区立の公
園である。


 今は洒落たマンションや一戸建て住宅が並ぶ世田谷のこの
あたりも、かつては東京の多くの場所がそうだったように農
村地帯だった。
 その江戸時代後期の農村を再現したのが「次太夫堀公園・
民家園」である。民家だけでなく当時の水田の様子なども再
現されている。懐かしい本物の畦道もある。これは春先にぜ
ひ見たいもの。
 展示されている民家は、もともとこの地や近隣にあったも
のを移築したものという。そのためか、園全体としてのまと
まり感がある。配置の具合も良いのだろう。ふと、土間の奥
から草鞋履きのお父さんが出てきそう。

 受付のある半農半商の家では、囲炉裏に炭が入っている。
懐かしさは、そこから立ち上る煙でさらに刺激される。とい
っても囲炉裏のある家に住んだ経験は無いのだけれど。
 雪が降ったらステキだろうな、と受付の女性に聞いてみる
と、“足跡の付いていない光景を目当てに、開園のだいぶ前
からたくさんの人が来ます”とのこと。たくさんの人、、、
そう、ここはセタガヤク、都内なのだ。

 ともかく、たまたま出会ったこの公園は良かった、そして
また興味の芽がいろいろとでてくる。こういうことで関心が
広がる私は単純である。

    

 時計を見ながら『日本風景紀行 --向井潤吉の自然観--』が
開かれている向井潤吉アトリエ館を目指す。場所は世田谷区
弦巻の2丁目。
 何のことはない、このあたりはかつて毎朝のようにクルマ
で通っていたところである。なのにこちらの方も何も知らな
い。もちろん向井潤吉という風景画家がいた、ということく
らいは覚えがある。でも、そんなものは知っているうちに入
らない。

 この展示も良かった。以下、パンフレットから抜粋。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 旅する画家・向井潤吉。戦後四十年以上にわたり、民家の
 ある風景を追い求め、日本各地へ赴いたその足跡は、北海
 道から鹿児島にまで及びます。季節や風土に誘われて、画
 架を担ぎ、地図を携え、新たな風景に出会う旅を続けまし
 た。それは、さながら筆と旅が紡ぎだした日本の民家を主
 題とした「日本風景紀行」とも言えましょう。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 こうして残された絵は400点を越えるという。その中から
テーマを決めていくつかを選び展示している。今回はおよそ
四カ月間の展示。次回は四月からとのことである。
 この絵の旅に使った全国あちらこちらの地図や、制作日誌
も展示されている。几帳面に書かれた日誌を見て、我が身の
手帳のいい加減さを反省。
 1980 年代に制作された絵もいくつかある。この年代にな
ると絵の対象になる家を見つけること自体が難しいだろう、
そんなことを想像しながら、一点一点をじっくり見た。

 次太夫堀公園・民家園の家々は冬の柔らかな陽差しを浴び
て、どこかのどかな佇まいだった。行き届いた手入れが住み
易さを感じさせる大きな要因だとしても、ともかく好ましい
光景だった。
 それに比べると向井潤吉の描いた家は、静かで少し重い。
たとえそれが春の陽差しの中の家でも、暮らしの厳しさがそ
こはかとなく漂っている。そこにあること、生きることの重
さが描かれている(ように見える)。画家の仕事の貴重さを
感じる。

 こんな家に住みたいなどと、つい軽々につぶやく。昔の暮
らしの難儀さは棚に上げて。都合の良いものである。その大
変さに思いを巡らしながら、それでも、里のなかにしっかり
と立つ家はいい。

 画家自身のアトリエを展示スペースにしているので、スペ
ースはさほど広くない。でもそのおかげで、どことなくうち
解けた親密で柔らかい空気が流れている。良い空間。
 ここが環状7号線からそうは離れていない街の真ん中なの
だということを、忘れさせてくれる。
 入口脇のロビーにあったお茶をお代わりしながら、しばし
くつろいでしまった。目を表に向けると、すでに夕暮れの赤
い陽差し。無灯火運転にならないうちに帰ろう。近いうちに、
また訪れたい。歩いたって行けるのだから。

 それにしても、自分の年齢、絵の才、そんなこんなを度外
視して、ワタシもこんな絵を描いてみたい!と、真剣に思っ
てしまう。まぁ、やはり単純なのである。

 と、今日は懐かしくも好ましい民家巡りの一日になった。
そして終わりに近くなった紅葉も楽しめた。絵に描いたよう
な休日だった、のだろう。

     

2007年12月9日

■次太夫堀公園
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/d00013241.html

■向井潤吉アトリエ館
http://www.mukaijunkichi-annex.jp/main_j/index.htm
 


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いろは

おはようございます^^
世田谷にこのような素敵な処がまだ残っていたのですね〜♪
何か懐かしい気がします。
銀杏の絨毯、素敵なお写真ですね〜☆彡
それに美味しそうなパスタ!
いつか訪れて見たいと思います。
by いろは (2007-12-11 07:45) 

旅する画家は山下清だけではないんですね。
かなり好きな世界です・・・。かなり!(´艸`)
日本民藝館にも行きたいと思っていますので、
そのうち、ダブルで行けたら、いいな~。
世田谷、いいところありますね。
あてなくポタリングでもいろんな素敵に出会えそうです。
by (2007-12-11 08:05) 

kita

e-g-gさん おはようございます。
日曜日には広範に活動されたのですね。ご苦労さまでした。
国分寺崖線には湧水など自然が残されているところが沢山あります。次太夫
掘公園は楽しいところで元日のもちつきやいろいろな行事が行われます。ひな
祭りのころなどまた訪れて下さい。
また成城には近代建築ですが、吉田五十八氏の設計による猪俣庭園もあり、
一見の価値があります。斜め向いには所ジョージ氏の愉快な家もあり、好対照
です。

成城近辺には画家が多く、清川泰次や福沢一郎のアトリエはギャラリーになっ
ています。また最近亡くなった高山辰夫(五嶋みどりさんが好きだといっていま
す)も成城在住でした。
by kita (2007-12-11 09:00) 

e-g-g

◎いろはさん こんにちは
都市化の進むなかでこのようなところを残すのは、
いろいろと工夫も必要でしょうね。
この次太夫堀公園も地元のボランティアが
大きな支えになっているようです。
この日も「糸を紡ぐ」「木を伐る」「紙を折る」
といった実演がありましたが、
地元の人達が学びながら取り組んでいる様子でした。

ここから2キロほどのところには岡本の民家園、
併せてご覧になるのも良いかと。

◎こぎんさん
こんにちは、旅する日曜自転車乗りです。
この世界、ワタシもそうとうに好きな領域です。
民藝館は徒歩圏内ですが、最近ちょっと行ってません。
あそこも、もうダントツにいいですよね〜
日本の民芸も魅力的ですが、
韓国の白磁、焼き物、家具調度品なども
日本と似ているようで明らかに違う点など
興味が尽きません。

民藝館に民家園、是非どうぞ!

◎kitaさん こんにちは
まずは情報をありがとうございました。
動いた範囲ですが、それほど広くはないですよ、
自転車のメーターも32キロでしたし。
でも、おかげさまで良い場所に巡り会えました。
これで白地図にも少し色が付きます。

福沢一郎さんのアトリエには、
一度だけですが生前に伺いました。
たぶん福沢さんが80才くらいの頃だったと思いますが、
高い脚立に登り大きなキャンバスに向かう姿には、
ただただ圧倒されました。
ギャラリーになってからは、
展示とレクチャーのハガキを毎回もらいながら、
欠席状態です。

でも、福沢さんの絵は日本人画家の中で、
いちばん好きなものかもしれません。
 
by e-g-g (2007-12-11 14:24) 

東雲

e-g-gさん こんにちは。
1枚目の写真、昔の我が家(実家)を思い出しました(笑

>冬はその寒さにきっと耐えられないだろう。夏になれば蚊も
出る、ちょっと気持ち悪い虫もたくさんいる。
ニュルッとしたヤツが来たりするだろう。

まさにその通りでしたよ。
冬の吹雪の日なんて 台所のガラス戸の隙間から雪が吹き込んで来たり
夏休みに2階の自分の部屋で宿題していて ふっと鴨居を見上げたら
そこに 大キライな ニョロニョロがぶら下っていたり・・・^^;
蚊も虻も当たり前のように家の中に入って来ていましたから
夜は蚊帳が欠かせなかったり・・・
なんだか e-g-gさんの記事を拝見しながら 自分の幼い頃の事を
色々と思い出してしまいました。

2枚目の 銀杏の葉の絨毯、素敵ですネ~
by 東雲 (2007-12-11 16:14) 

berry

世田谷というと、迷路みたいなところ。(笑)
それが世田谷のイメージです。車で走ると、いつも迷子です〜〜^^;
成城は銀杏の黄葉が名物なんですか . . .
なんか訪れるのは夏が多いかなぁ〜。
今度は、写真のような落ち葉の道を歩いてみたいですね。
土間のある家、季節の厳しさがあるんですね。
でも、やさしい時間もありますね。
by berry (2007-12-11 17:06) 

mamire

世田谷は、古きと新しきが混在した街ですね。
学生時代に、NHK技研や大蔵病院でバイトをしていたので成城のあたりは良く歩きました。

障子の灯り、磨き上げられた床、抜けていく風に四季を感じられる古民家は日本が作り出した最高の建物だと思います。
ただ今は、窓を開ければ熱風、騒音。
ひろい庭があればこんな家に住みたいな。
by mamire (2007-12-11 17:54) 

anan

いいなぁ、こんな風に自転車を漕げたら。良い日曜日でしたね。

私は土、日のテニスで足りず、今朝はスポーツセンターで、気が狂ったように動かぬ自転車漕ぎです。

午後の健診で、結果を問われていたのです。採血前の泥縄ですが、やらないよりましかと。

へぇ、その結果、付箋付きで他科へ回されました。でも、何もしなかったよりは良かったはずなのだと、自分を納得させております。

この年になると、医者通いも仕事のうちと、承知しなくては。
by anan (2007-12-11 18:48) 

素敵な休日の過ごし方ですね。僕はいつも欲張って遠くへ走って
しまいますが、近くにも良いところはたくさんありますね。
「次太夫堀公園・民家園」、チャンスがあれば行ってみたいです。
障子をみると、実家の古い家屋を思い出します。
by (2007-12-11 21:43) 

e-g-g

◎東雲さん こんにちは
小学校・中学校と、
何人かの友達の家が写真のような農家の建物でした。
田植え、稲刈り、炭焼き、、、と
折にふれて遊ばせてもらいました。
私が育った家は、戦後に建てられた典型的な小住宅。
縁側の廊下も申しわけ程度にしかありませんでしたので、
私の日本家屋の原型は、この友達の家です。
とにかく妙な境目のない、ゆるく心地よい空間でしたね。

衣食住、みんな人の個性を形づくる大切な
というより逃げようのないファクターですね。
東雲さんのご実家の記憶、
これはすごく大切なものと思います。

◎berryさん おはようございます
世田谷は昔の農道が多いですからね、
とにかく不思議な道がいっぱいあります。
うっかりクルマで入ってしまい進退窮まることも。
某メーカーのカーナビの開発当初、
世田谷で実走テストをしたこともあるそうです。

土間のある家、いま突然に住めといわれても、
いろいろと面食らうでしょうね〜。
でも、妙に惹きつけられます。

◎mamireさん こんにちは
そうですか、ついこのあいだまで世田谷に、、、

そーなんですよね
“最高の建物”も、
庭のような、
作業場のような、
ニワトリの飼育場のような、
子どもの遊び場のような、
じいちゃん・ばあちゃんの茶飲み場のような、
そういう広い空間が必要条件ですね。

◎ananさん こんにちは
日曜日の東京は自転車のための街です。
さっ!走りましょう〜

動かぬ自転車漕ぎ、あれをやっていると
なんだかモルモットになったような気がしますけど、
そんなふうに感じるのはワタシだけ???

◎akiponさん こんにちは
自転車でもバイクでも、もう少し、もう少し先へ!
そんな遠くへ行きたい衝動って、いつもありますよね。
でも環境の小さな変化が目に映る、
そんな近場も良いものです。

ご実家の家、できる限りしっかり愛でてください。
 
by e-g-g (2007-12-12 12:22) 

おはるも縁側に囲まれた小さな古い家に住むのが夢デス
(茅葺き屋根は維持できそうもないから、屋根はフツウで^^;)
どんどん古い家が壊されていくのをみながら、
あー宝くじかtotoBIGさえ当たれば!・・・と思う日々デス
by (2007-12-12 20:31) 

HEIJI

縁側、障子紙ごしの光、そこに写る影絵・・・自分もそんな家に住みたいです。
古い民家は、たしかにいろいろ住みにくい部分もあるかもしれませんけど、今の住宅はこれらと極端に違う気がしますね。うまく書けませんけれど・・・とにかく縁側のある生活空間はとても好きです。
by HEIJI (2007-12-13 00:38) 

ご訪問、nice頂きありがとうございました。
僕もこんな家に住みたいと言うか、こんな家で酒屋がしたいと思っています。でも都会、しかも大阪のど真ん中ですから、当店こんなウチは無理です。都会に暮らす者の宿命ですね。でもいずれスローな生活がしてみたいです。しかし非常に詩人ですね。楽しく読ませて頂きました。また覗きに来ます!!
by (2007-12-13 00:48) 

響

日本の原風景って感じですが
なんと都内なんですか?
紅葉した木々と藁葺きの家ってとっても良く似合いますよね。
銀杏の落ち葉の歩道も素敵です。
通りによっては紅葉した途端に枝をぶった切られます。(掃除が楽だからかな?)
by (2007-12-13 13:09) 

e-g-g

◎おはるさん こんにちは
茅葺きの維持ってきっと大変と思います。
でも、きちんと作った木造家屋は
思いのほか長持ちしますよね。

そういった良い物件、
年末ジャンボ宝くじを当てて、おひとつ如何ですか?

◎HEIJI☆さん こんにちは
縁側から、たとえ狭くとも庭を眺める、
ときにはお茶・お酒を頂いたり。

隣近所の気軽な来客空間としては、
たとえば東京のような所では
ちょっと物騒ですけどね、
ともかくあんなに良い空間が
なぜ消えてしまったのでしょうね。

仕事の変化(一次産業から二次・三次産業へ)、
都市の過密化、家族構成の変化、
そういった諸々が重なって、
いまの住宅事情になっていると思います。
「衣」や「食」に比べると、
「住」は、そうそう頻繁に変えられませんね。
人に与える影響は、いちばん大きいと思うんですけれど。

◎井上酒店さん コメントをありがとうございます。
昔から、街の家は狭さとの戦いだったと思います。
狭い中で、どうすればより快適に過ごせるか?
まったくの推論ですが、このあたりの知恵は、
関東よりも関西圏の方が多くて深いのでは?と思います。
京、大阪もそんな目で訪ねてみたいですね。

◎響さん まいど こんにちは
なんと都内ですよ〜
でもね、カメラって便利でしょ、
いろいろとフレームアウトしてます。
ほんとは「そういう現実」も取り込んだ方が
面白いこともあるんですけどね。

枝を切ってしまうのは、ちょっと知りませんが、
落ちた葉を、きちょーめんに掃除する光景はよく見ますね。
ある程度は成り行きでも良いのでは?
と、あまり掃除をしない者としては、
無責任に見ています。
 
by e-g-g (2007-12-13 14:50) 

e-g-g

◎takagaki さん

◎三浦半島の住人さん

◎カフェオランジュさん

◎xml_xslさん

◎デザイン室さん

◎きぃ*さん

◎琉那さん

お立ち寄り、ありがとうございます。
 
by e-g-g (2007-12-13 14:54) 

daland

> e-g-g さん
こんばんは。
なにげに秋を探しに行かれて、なにげに秋を見つけられて、なにげにアトリエを見つけられて、なにげに素敵な絵を見られて、いい一日でしたね。

あぁ、この風景でバトワイザー...飲みたい!
by daland (2007-12-14 22:42) 

e-g-g

◎dalandさん
大きな期待もしないのに、
なにげに、いろいろ出会えて良かったです。
いちおう自転車で走ってますけど、
いわゆる散歩の醍醐味ですね。

  コレゾ ジンセイ ノ シフク

バドワイザー、飲みたいですよね〜
徒歩+電車で行けばいいんですけどね。
 
by e-g-g (2007-12-15 12:20) 

harry

僕も近くにあるもう一つの民家園、
岡本公園の方へ春先に出掛けたことがあります。
ほんの数キロしか離れていないのですが、
こちら↑はさらに我が家に近いではないですか。
知りませんでしたが、近いうちに足を伸ばしてみようと思います。

都内もまだまだ良いところが多いなあ、なんて
少し嬉しくなるお話ですね。
by harry (2007-12-17 12:52) 

e-g-g

◎harryさん こんにちは
この近くにお住まいですか、ぜひお出かけください。
岡本ほどの知名度はないようですが、
なかなか良いところでした。
もう少し広ければ、なお良しですが、
街中ではあまり贅沢も言ってられません。

ともかく、こういった良いところは
大事にしたいものですね。
by e-g-g (2007-12-18 19:01) 

tak

うーむ、風通しがよすぎるって感じですが、
昔はこれがスタンダードだったんですよねー。

縁側かー。
そんなものがある家に住んだら、人生観が
変わるのかもしれませんね。

民家のある風景、素敵ですね。
民家、見んか、って感じです。
by tak (2007-12-18 23:10) 

e-g-g

◎takさん
ほんと、昔の家は風通しがよおござんした。

縁側は私が育ったちっちゃな家にもありました。
新聞紙に小豆を広げて、虫の食ったヤツや小石を取ったり、
昼寝をしたり、西瓜を食べたり、
居心地の良いユーティリティスペースでしたね。

よか民家よく見んか とか(←ハズレ)))
 
by e-g-g (2007-12-19 13:28) 

ポッチ

e-g-g さん、こんにちは♪ちょっと出遅れました。
ほんとに素敵な休日を過ごされたようですね。世田谷にこんな所があったなんて!ぜひ行ってみたいです。東京の変化は目まぐるしいですけど、そのせいか昔のものを残そうとする努力も強い気がします。
さぞ先週末は来園者が増えたに違いない!縁側で猫をなでながらビール飲んだりしたいなー♪
by ポッチ (2007-12-21 13:36) 

ちゃわ犬

向井潤吉の描く民家いい感じですよね~ 
銀杏に枯葉のじゅうたんも綺麗ですね~
by ちゃわ犬 (2007-12-22 20:03) 

e-g-g

◎ポッチさん こんにちは
かつての日本、
古いものはなんでもかんでも壊して新しくする、
そんな価値観が世の中を支配していた時代。
消え去ってしまってはじめて、
その価値や大事さが分かることも多いですね。

この公園の維持には近隣の人々の力が
かなり大きくはたらいているようです。
良いことですね。

縁側で、、、番茶と おこうこ も良いですよ。
でも、やっぱりビール?
by e-g-g (2007-12-23 17:10) 

e-g-g

◎murasawaさん こんにちは
向井潤吉の絵は、今回初めて見ました。
味わいのある好もしい絵でした。
油絵という西洋的なものと、日本の原風景との調和が
テーマだったそうです。

この写真から10日と少しが過ぎましたが、
もう冬の風情でしょうね。
by e-g-g (2007-12-23 17:14) 

e-g-g

◎お茶屋さん

◎Krauseさん

◎ハイマンさん

◎barbieさん

nice をありがとうございます。
by e-g-g (2007-12-23 17:17) 

sig

こんばんは。
世田谷にこんな風景が・・・。向井潤吉、いいですねぇ。
by sig (2011-10-29 23:28) 

e-g-g

◎sigさん
コメント、ありがとうございます。
この記事から、もう4年が経っていますが、
次太夫堀公園はあまり変わっていないと思いますよ、
街中にある限られたエリアですが、気分転換には良いですね。
紅葉も見られますし。
向井潤吉アトリエ館は耐震工事も終わって、
平常どおり見られます。ここも貴重な存在ですね。
by e-g-g (2011-11-05 22:01) 

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