セピアは土の色ではないけれど：R e f l e x B l u e：So-net blog

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nana｜梅雨の青空ブログトップ

セピアは土の色ではないけれど　[Colors] [編集]

土は、各地方で固有の色を持つ。
以前に多治見の街で見た、ごく普通の空き地の土の色は
明らかに関東の色とは違っていた。
関東ローム層の赤土を見慣れた眼には、
すこし黄味がかった明るさが印象的だった。

きっと陶芸家はその土の色を、
いつも注意深く見ているのだろう。

もっともこの感想は、たまたまのもの。
陽差しの明るさや、そもそも雨が降っていれば
また違った色に見えるはず。
季節によっても、色合いは変わるかもしれない。

東京、目黒。
雨上がりの公園の土はセピア色に近い。

日：セピア/煤竹色
英：Sepia
仏：Sepia
伊：Seppia
中：深褐色

* 仏：Sepia は e にアクサン記号が付く。
*「セピア」はギリシャ語でイカの意という。

2007-06-15 00:39 nice!(7) コメント(9)

nice! 7

eguchiさん　おはようございます。
土の色、普段はなぁんにも感じる事のない私ですが
“ある時”だけ　土の色に敏感になる時があります。
それは　じゃがいもを買う時、です。
実は私　結婚するまで「じゃがいも」と言ったら「北海道」と
そう思っていたのですが　義母が　「じゃがいもは長崎のがうまかとよ！」と
ずっと言ってまして、確かに長崎産や鹿児島産のじゃがいも、ホクホクして
とっても美味しいんですよ！
義母が言うには　北海道のとは　“土”が違うのだとか。
長崎や鹿児島のじゃがいもは　比較的サラサラした赤土に作られているのです。（素人なので　専門的な事は全く分らないのですが＾＾；）
なので　お店でじゃがいもを選ぶ時は　その土と産地を確認してから買うようにしています。
eguchiさんの“土”の話しとは　全然別の話しになってしまいました。
すみません！(^^ゞ
by 東雲 (2007-06-15 04:49)

◎東雲さん　おはようございます
おいしいジャガイモの話し、
まったく別の話ではないと思いますよ。

土の質がジャガイモの旨さを決めることはもちろん、
その土地固有の植物で染められた織物、
土と釉薬の組み合わせで様々な個性を見せる陶磁器の色、
また、地方によって微妙に違う屋根瓦の色合い、
などなど、
土はその地域の暮らしや文化を形づくる上での
大きな要素のはずです。

水色のポリバケツが世に出るまで、
世の中には、その土地固有の豊かな色と味覚が
もっともっとあったのだ、と思います。
そういったモノやコト、少しずつでも見つけていきたいですね。

◎krause さん
お立ち寄り、ありがとうございます。
同じ関東でも、千葉の土の色はまた微妙に違うのでしょうね。
by e-g-g (2007-06-15 07:36)

セピア色のインクが好きです。セピアはギリシャ語でイカ墨の事なんですね。
イカ墨インクが欲しいのですが、高くて
http://www.nnn.co.jp/news/050828/20050828002.html
by barbie (2007-06-15 19:30)

多治見の土は色もさることながら匂いが違いますね
子どもの頃はその匂いが好きではありませんでした
最近、違った意味で土が気になります
花に向く土、野菜に向く土など・・・
by mio (2007-06-15 23:44)

◎カフェオランジュさん　こちらにも　ありがとうございます。

◎barbie さん
人はあらゆるモノを色として使ってきた、ということでしょうね。
イカ墨のインクが現在作られていて、しかも商品になっている、
これは知りませんでした。
セピアといっても、いったい、どんな色合いなんでしょうね？

◎mio さん
土の匂い、街の暮らしだと遠ざかってしまうもののひとつ、、、
今のところ、匂いはメールでも送れないし、、、

多治見での土体験は忙しい出張のさなか。
この多治見に限らず、全国のあちらこちらを
それこそ土の匂いを感じられるくらいまで、
ゆっくりと訪ねたいものです。
バイクに乗っているのも、少しはそんな理由もあるんですけどね。
by e-g-g (2007-06-16 13:07)